照葉狂言
てりはきょうげん
名詞
標準
type of theater which combines elements of noh, kyogen, and kabuki with dances and popular songs (theatre)
文例 · 用例
なかに出てくる吉野さんよりも能の楽屋の景色や照葉狂言の楽屋の景色其物に興味がないと極めて物足らない小説になるかも知れぬ。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
その六十四 劇を好む抽斎はまた照葉狂言をも好んだそうである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
わたくしは照葉狂言というものを知らぬので、青々園伊原さんに問いに遣った。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
照葉狂言は嘉永の頃大阪の蕩子四、五人が創意したものである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
」「柏軒先生の嗜好としてわたくしの記憶してゐるのは、照葉狂言である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
翌明治二年の正月のこの南座は歌舞伎でなくて照葉狂言に替って、少し失望はしたが、こんな物は始めてなのでちょっと面白く見物した。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
たとへば泉お作、泉祐三郎などの照葉狂言などは、能とある点まで分離して考へれば、相当な価値もありましたが、能を標準とすれば、確かに堕落したものといへますけれども、それとこれとは大いに違ひます。
— 折口信夫 『黒川能・観点の置き所』 青空文庫
明治時代に一度能楽が衰へた時期から、その復興した後も引き続いて行はれてゐた泉お作、同祐三郎等の行つた照葉狂言一類の、能楽と三味線音楽及び京舞等を調和したもの――それは能楽からいへば非常な堕落といへるが、ある一面から見れば、今後も能楽の生きて行く道はこれに暗示せられてゐると思つてゐる。
— 折口信夫 『村で見た黒川能』 青空文庫
作例 · 標準
その舞台は、伝統芸能である「照葉狂言」の要素を取り入れていた。
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彼女は「照葉狂言」の研究に没頭し、その魅力を多くの人に伝えたいと考えている。
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「照葉狂言」の独特な世界観は、観客を深く引き込んだ。
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