思惑違い
おもわくちがい
名詞
標準
miscalculation
文例 · 用例
一本気で、ぷんぷん怒っている師匠も我を折って、「日本人と毛唐人との思惑違いというのなら話は分る。
— 店初まっての大作をしたはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
ところがそれが全く思惑違いとなったので、いつものさっぱりした気性にも似ず、ひどくそれを苦になすって、こちらでは忘れた頃になっても、まだ済まなかった、済まなかったとおっしゃる、と母が笑っておりました。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
しかしこれは服部先生の思惑違いであって、余はやはり碧梧桐君などと共に二高――仙台――に行く事に極った。
— 高浜虚子 『子規居士と余』 青空文庫
しかし、平次の目算にも、とんだ思惑違いがありました。
— 殺され半蔵 『銭形平次捕物控』 青空文庫
尼姿で石井依右衛門を夢中にさしたという女の、ザンバラ髪もまた一つの魅力で、この女から美しさを奪うために、伸びかけた髪の毛を切ったとしたら、曲者は大変な思惑違いしたことになるでしょう。
— 人違い殺人 『銭形平次捕物控』 青空文庫
これは双方の思惑違い、勘違いでした。
— 勿来の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
けれども私は思惑違いをした。
— 小山清 『安い頭』 青空文庫
作例 · 標準
例句