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白薔薇

しろばら
名詞
1
標準
文例 · 用例
この四つ目垣には野生の白薔薇をからませてあるが、夏が来ると、これに一面に朝顔や花豆を這わせる。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
私が始めてこの蜂の巣を見付けたのは、五月の末頃、垣の白薔薇が散ってしまって、朝顔や豆がやっと二葉の外の葉を出し始めた頃であったように記憶している。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
白薔薇のような花嫁に。
Love on Drought 恋の一杯売 青空文庫
梅岡さんが、その上野をおともという間に、いい加減に日を暮らして、夜になって、くらやみ坂へ連れ行かせるから、そうしたら、白薔薇の薫をあてに。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
その後で、愛吉の鼻のさきへ、顔と一緒に、白薔薇の壜を押つけか、何かで、(可いかい。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
15白薔薇はその葉を噛んでも白薔薇の香ひがする。
北原白秋 香ひの狩猟者 青空文庫
白薔薇の香ひそのものがその花を咲かすのである。
北原白秋 香ひの狩猟者 青空文庫
井戸端の紅い山茶花は散りつくして、昨日咲いた庭の白薔薇だけが新らしかつたが、今朝人が来て切つて了つた。
北原白秋 観相の秋 青空文庫