立ち塞がる
たちふさがる
動詞
標準
文例 · 用例
どうしたんだい」 と、大山が立ち塞がるようにして聞いた。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
しかも、立ち塞がると同時に、びゅうびゅうと吠えるような声を放ちながら、すさまじい叱咤を浴びせかけました。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
しかも、立ち塞がると同時に、びゅうびゅうと吠えるような声を放ちながら、すさまじい叱※を浴びせかけました。
— 第六話 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男』 青空文庫
人々が騒々しく其松魚を囲んで立ち塞がる。
— 長塚節 『隣室の客』 青空文庫
それをみると、ロイドは柳の蔭からつかつかと出て行って、立ち塞がるように二人のまえにその痩せた姿をあらわすと、彼等はそこに立ちどまって何か小声で話し合っているらしかったが、やがて二人は茶屋の女に別れて、ロイドと一緒にあるき出した。
— 異人の首 『半七捕物帳』 青空文庫
いでもの見せん」と云うままに、父に劣りし太刀なれど、受けて見よやと、六尺五寸の次郎太刀打ち振り、青木の郎党が立ち塞がるを、左右に斬って落す。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
「ならん、その方達の知ったことじゃない、どけ」 王は小役人の前へ立ち塞がるようにした。
— 田中貢太郎 『蘇生』 青空文庫
松の浮根に乗っていた小供は二人の前へ立ち塞がるように出た。
— 田中貢太郎 『放生津物語』 青空文庫