指月
しげつ
名詞
標準
文例 · 用例
一杯機嫌で半切十数枚書きなぐつた、魚眠洞君へ、指月堂君へ送つて、ほつとする、重荷をいくつもおろしたやうに。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
藤君から、指月堂君から、北支出征の横君からハガキ。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
頼家の墓所は単に塔の峰の麓とのみ記憶していたが、今また聞けば、ここを指月ヶ岡と云うそうである。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
」と月を指さして泣いたので、人々も同じ涙にくれ、爾来ここを呼んで指月ヶ岡と云うことになったとか。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
修善寺の宿につくと、あくる日はすぐに指月ヶ岡にのぼって、頼家の墓に参詣した。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
頼家の墓所は単に塔の峯の麓とのみ記憶していたが、今また聞けば、ここを指月ヶ岡というそうである。
— 岡本綺堂 『秋の修善寺』 青空文庫
頼家が討たれた後に、母の尼が来り弔って、空ゆく月を打仰ぎつつ「月は変らぬものを、変り果てたるは我子の上よ」と月を指さして泣いたので、人々も同じ涙にくれ、爾来ここを呼んで指月ヶ岡ということになったとか。
— 岡本綺堂 『秋の修善寺』 青空文庫
木人夜穿靴去石女暁冠帽帰 こつこつ鳴る靴音から指月禅師のそんな詩句が泥んで来る。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
指月(しげつ、しづき) 仏教用語の「指月」(しぐゎち(呉音)、しげつ(漢音)、しぐゎつ(慣用音))とは「指免」と同義語で、「指」は仏教の教え、「月」は法(dhárma, dhamma)の意味。
地名
- 指月 (山城国) — 京都府京都市伏見区桃山町泰長老あたりのかつての地名。指月の森(しげつのもり)。光明、崇光両天皇陵がある。
- 京都府城陽市平川の小字
- 指月山 — 山口県萩市にある山
その他
- 指月電機製作所 — 兵庫県西宮市に本社を置く電子機器の製造会社
関連項目
出典: 指月 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0