大看板
おおかんばん
名詞
標準
billboard
文例 · 用例
)と大看板を上げたが、最う此の辺から些と怪しく成る。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
橋の詰に、――丹後行、舞鶴行――住の江丸、濱鶴丸と大看板を上げたのは舟宿である。
— 泉鏡花 『城崎を憶ふ』 青空文庫
黙ってにんめり打ち笑みながら、ぬうと向うの顔へこっちの顔をさしつけて、みい、みい、これを見い、というようにおのが指でおのが額の大看板を静かに指さしたものです。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
一方に一等賞から五等賞まで、十円以下の品物の賞品を二三十積み上げて、表にこんな大看板を立てる。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
何百というこの独立の私営賭馬人が、思い思いのところにずらりと陣取って、サム・ワウだのアウサウ・フウリガンだのという名乗りの大看板をあげ、酒場の主人らしいのや東部のごろつき然たるのが、汗と泡を飛ばしながら、白墨と財布を両手に握って、台の上から我鳴り立てる。
— テムズに聴く 『踊る地平線』 青空文庫
お詣りの定期が終ったばかりだそうで、土産ものやの前は閑散であるし、虎丸旅館と大看板を下げたその家もしずかである。
— 宮本百合子 『琴平』 青空文庫
中には社会主義だと称してそんなことばかりやって歩いている人間もあるのかも知れないが、それよりも堂々ともっともらしい大看板を掲げてヒドイことをやっている奴が腐る程あるのではないか。
— 辻潤 『ふもれすく』 青空文庫
まず町の盛り場に一|軒見世物小屋をこしらえて、文福茶がまの綱渡りと浮かれ踊りの絵をかいた大看板を上げ、太夫元と木戸番と口上言いを自分一人で兼ねました。
— 楠山正雄 『文福茶がま』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
first-rate influential performer (theatre, film, etc.)
作例 · 標準
例句