白芥子
しろがらし異読 シロガラシ
名詞
標準
white mustard (Sinapis alba)
文例 · 用例
白芥子の花のような日光がちらり落ちる、飛白を水のおもてに織る、岩魚が寂莫を破って飛ぶ、それも瞬時で、青貝摺の水平面にかえる、水面から底まではおそらく、二、三尺位の深さであろうが、穂高岳を畳んで、延ばしたり、縮めたり、自在にする、水の底に白く透いて見えるのは、石英が沈んでいるのだ。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
而して昼は幽かに、夜は清く、朝は寂しい自鳴鐘のやうに時雨の霊をそそのかしてほのかに白芥子の花に纏る。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
唯一人おわしたる、いずくの里の女性やらむ、髪高等に結いなして、姿も、いうにやさしきが、いと様子あしく打悩み、白芥子の一重の散らむず風情。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
可心の無事はもとよりですが、ここでこの船に別条が起って、白芥子の花が散るのではないか。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
侍は、付木から、護摩木へ、火を移すと、お由羅は、白芥子と塩とを混じたものを、その上へふりかけた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
白芥子の種は、マスタードの原料としても利用される。
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白芥子の辛み成分は黒芥子よりも穏やかで、ドレッシングに好んで使われる。
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この白芥子の香りが、料理全体の風味を引き立てている。
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