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女君

めぎみ
名詞
1
標準
(another's) daughter
文例 · 用例
ただ一、二例を挙ぐると、『古事記』に、天孫降下の折随い参らせた諸神を列ねて、天児屋根命は中臣連等の祖などいった内に天宇受売命は猿女君の祖で伊斯許理度売命は鏡作連の祖と書いた。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
この両神女なるに子孫の氏ある事疑わしと宣長は言ったが、そこがすなわち母系統で続ける氏もあった証拠で、『古語拾遺』に天鈿女命は〈猿女君の遠祖なり云々、今かの男女皆号して猿女君と為す〉とある通り、その子孫代々男女とも父の氏を称せず母の氏で押し通したんだ。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
女君は都のさかしら女、磯まの小屋のおとづれに、蜑が言葉のつたなきを、いかなればとや問ひ給ふ。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
さう思ひながらも、何となく胸がドキドキして、何う女君はするだらう。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
否、その少し前にその入口のところに女君が出て來たやうである。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
もし何か女君が聲を立てるやうなことがあつたら、すぐ入つて行かうと身構えしてゐても、さうした氣勢は少しもきこえて來ない……。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
女の好くといふほどの顏ではなかつたけれども――ことに女君の美貌と比べてはとてもしつくり合ひさうにも見えない種類の風采であつたけれども、それでも鷹揚な、靜かな態度の中に何處かに生れついて持つた威が働いてゐて、見ようによつては、好く思はれないこともないほどの器量を持つてゐた。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
』かう言つて堀川の殿は几帳のかげに身を隱した女君の衣の袖に何遍その顏を當てたか知れなかつた。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
作例 · 標準
あちらの屋敷の女君は、才色兼備で和歌のたしなみも深いと評判です。
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帝は、臣下の娘である女君をたいそう寵愛され、夜な夜な文を送られたという。
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女君は几帳の影から、静かに庭の桜が散りゆく様子を眺めていらっしゃった。
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2
標準
(another's) wife
作例 · 標準
左大臣の女君として迎えられた彼女は、気品に満ちた佇まいで家臣たちを心服させた。
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物語の後半では、長年連れ添った女君への深い愛情を綴った和歌が登場する。
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女君は夫の無事を祈るため、毎日欠かさず持仏堂へ参っては経を唱えていた。
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