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中奥

なかおく
名詞
1
標準
area of the Edo castle where the shogun would work and spend his daily life
文例 · 用例
戦の度毎に戦死と覚悟してかかるのが覚悟有る武士というものでは有るが、一寸おかしい、氏郷の心中奥深きところに何か有ったのではないかと思われぬでもないが、又|然程に深く解釈せずとも済む。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
彼は極致と共に死したり、而して他の極致を以て更生するまでの間は所謂無心無知の境なり、激奮猛奔して、而して中奥に眠熟するが如き境なり、この境を過ぐるは心機一転に欠くべからず、而してこの境は石火なり、流星なり、数秒時間なり。
北村透谷 心機妙変を論ず 青空文庫
これでもくらえッ」 さっと立ち上がると、懐中奥深く忍ばしていたドスを抜き払って、名人の脾腹目がけながら突き刺しました。
首つり五人男 右門捕物帖 青空文庫
奇怪とも奇怪、疑問の変死人の懐中奥深くから出てきた品は、そも何に使ったものか、じつにいぶかしいことにも武家には用もあるまじき一個のかなづちと、くるくると紙に包んだ数本の三寸くぎだったからです。
のろいのわら人形 右門捕物帖 青空文庫
生命拾いをした広岡学士がよくよく酒に懲りて、夏中奥さん任せにしてあった朝顔棚の鉢も片附け、種の仕分をする時分に成ると、高瀬の家の屋根へも、裏の畠へも、最早激しい霜が来た。
島崎藤村 岩石の間 青空文庫
御親類の御女中方は、いずれも質素な御方ばかりですから、就中奥様御一人が目立ちました。
島崎藤村 旧主人 青空文庫
「女性なれば別して御賞美あり、三右衛門の家名相続|被仰附、宛行十四人|扶持被下置、追て相応の者|婿養子可被仰附、又近日|中奥御目見可被仰附」と云うのである。
森鴎外 護持院原の敵討 青空文庫
十一日にりよは中奥目見に出て、「御紋附|黒縮緬、紅裏真綿添、白羽二重一重」と菓子一折とを賜った。
森鴎外 護持院原の敵討 青空文庫
作例 · 標準
大河ドラマで、将軍が中奥で政務を執る様子が描かれていた。
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江戸城の中奥は、将軍の私生活と公務が交錯する場所だった。
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中奥には、将軍の身辺を世話する多くの侍女たちが仕えていた。
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ウィキペディア

中奥(なかおく)は、日本の室町時代に陸奥国の一部を指した地理区分である。おおよそ、現在の岩手県の中部から南部にあたる。

出典: 中奥 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0