持ち上がり
もちあがり
名詞
標準
文例 · 用例
小中高と持ち上がりの名門校、レイクサイドスクールに学んだゲイツは、中学二年のときコンピューターと出会うことになる。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
我々の住宅に隣接して公共の建物を作る計画が持ち上がり、日照や騒音の問題を巡って長くお役所とやり合ったときの仲間です。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
驚いた事が持ち上がりおったもんですね」 と話題を転じようとした。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
突如、真に突如、意外な大珍事がそこに持ち上がりました。
— 血染めの手形 『右門捕物帖』 青空文庫
また変なことが一つ持ち上がりましたぜ」 息せき切りながら伝六があとから追っかけてきたので、右門はちょっといろめきたちながら耳をかしました。
— 南蛮幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
しろうと芝居がどうしたんです」「その時に一と騒動持ち上がりましてね。
— 勘平の死 『半七捕物帳』 青空文庫
その手がそろそろと持ち上がり、頭上へ高く上がったかと思うと、眼に見えない恐ろしい物でも、払い退けるように打ち振った。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
すると、眼前の海の底から、ゴーゴーという音が響き渡り、巨大な岩とばかり思っていた海の面の物象が、見る間に上へ持ち上がり、忽ち居然たる大船が海上へ浮んだではございませんか。
— 国枝史郎 『赤格子九郎右衛門』 青空文庫