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悩ましい

なやましい
形容詞頻度ランク #23002 · 青空 575
1
標準
seductive
文例 · 用例
折釘に烏帽子かけたり宵の春春の夜に尊き御所を守る身かな春雨や同車の君がさざめ言ほととぎす平安朝を筋かひにさしぬきを足で脱ぐ夜や朧月 引例を見ても解るように、特に春の句においてそれが多いのは、平安朝の優美でエロチックな文化や風俗やが、春宵の悩ましい主観において、特にイメージを強く与えるためなのだろう。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
ドイツ国民全体の明るい南に対する悩ましい憧憬である。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
人間の運命に対して曇らざる眼をもち、魂の自由に向って悩ましい憧憬を懐く民族ならずしては媚態をして「いき」の様態を取らしむることはできない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
かれの静かな心にうつつてくるのは、かれの病みつかれた顔や手足にまつはる悩ましい蜘蛛の巣である。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
川風も生暖く春めいて、ふと悩ましい
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
酒に酔っぱらった男が、理性を失って本能的に女を求めるように、ダンスのあとの悩ましいやるせなさを持て余していた宮子の淫蕩の血は、物狂おしく男を求めていた。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
しかし、むっちり肉のついた肩や、盛り上った胸のふくらみや、そこからなだらかに下へ流れて、一たん窪み、やがて円くくねくねと腰の方へ廻って行く悩ましい曲線は、彼女がもう成熟し切った娘であることを、はっと固唾を飲むくらいありありと示していた。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
のみならずそこには想像以上の悩ましい地獄と、想像以下の浅ましい生活が待っている事が判明ったので、一知は実に失恋した以上に深刻な打撃にタタキ付けられてしまったのであった。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
作例 · 標準
彼女の悩ましい溜息に、その場の男性たちは思わず目を奪われた。
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夏の夜、彼女が着ていた薄手のドレスは、どこか悩ましい雰囲気を漂わせていた。
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「そんな悩ましいポーズで誘惑されても、仕事中は困りますよ」
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2
標準
troubling
作例 · 標準
どちらの案も魅力的で、どちらを採用すべきか非常に悩ましい問題だ。
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予算の制約がある中で最高の品質を求めるのは、実に悩ましい選択である。
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「締め切りが迫っているのに良いアイデアが浮かばないのは、本当に悩ましいね」
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3
標準
anxious
作例 · 標準
持病の腰痛が最近またひどくなり、夜も眠れないほど悩ましい
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蒸し暑い日が続き、体の倦怠感が取れないのが非常に悩ましい
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「心の奥底に抱えたこのモヤモヤとした感情が、いつまでも悩ましい
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悩ましい(なやましい) — 幻辞.com