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制服制帽

せいふくせいぼう
名詞
1
標準
cap and uniform
文例 · 用例
これは大学時代の写真ですが、この頃になると、多少、生活苦に似たものを嘗めているので、顔の表情も、そんなに突飛では無いようですし、服装も、普通の制服制帽で、どこやら既に老い疲れている影さえ見えます。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
私は船客の中の唯一の高潔な学徒として、大いに気取って、松島見物をしたかったのに、もうひとり、私と同じ制服制帽の生徒がいたのではなんにもならぬ。
太宰治 惜別 青空文庫
全く、単に話の行きがかりから、私は少年の代りに一夜だけ、高等学校の制服制帽で、葉山家に出かけて行かなければならなくなったのである。
太宰治 乞食学生 青空文庫
佐伯は、れいの服装に、私の着物在中の風呂敷包みを持ち、私は小さすぎる制服制帽に下駄ばきという苦学生の恰好で、陽春の午後の暖い日ざしを浴び、ぶらぶら歩いていたのである。
太宰治 乞食学生 青空文庫
私は生れつき特権というものを毛嫌いしていたので、私の学校が天下の秀才の集るところだという理由で、生徒たちは土地で一番もてる人種であり、それ故生徒たちは銭湯へ行くのにも制服制帽を着用しているのを滑稽だと思ったので、制服制帽は質に入れて、和服無帽で長髪を風に靡かせながら通学した。
織田作之助 青空文庫
銭湯へ行くのにも制服制帽を着用していた生徒たち。
織田作之助 青空文庫
一気に筥崎駅へ駈け込んだ列車の窓からは、旅客の顔が鈴生りに突き出ていて、そこから飛び降りた二三人の制服制帽が、線路づたいに走って来るのが見える。
夢野久作 空を飛ぶパラソル 青空文庫
変だと思って本郷、神田辺へ行って見ると、居るには居るが、それでも震災前よりは制服制帽の数が尠い。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
作例 · 標準
駅のホームでは、制服制帽をビシッと整えた駅員が指差喚呼を行っている。
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警察官の制服制帽は、市民に安心感を与えるとともに権威の象徴でもある。
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船長は真っ白な制服制帽に身を包み、乗客を甲板で出迎えた。
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