謎々
なぞなぞ
名詞頻度ランク #39338 · 青空 96 例
標準
riddle
文例 · 用例
謎々の名人が出て来た。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
もし諸君にして、前の図解の意味が判明し、韻文等の言語に於ける二義の区別がよく解ったら此処に言う「韻律なき韻律」「無韻の韻文」という語の謎々めいた意味が解り、そして尚、自由詩に関する一切の原理が根本的に解明されてくるであろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
「謎々、なあに、照る日にからかさ」 この文句の句調から出る無邪気とも単的ともいいようのない謎々の謎なるものが自分が将来生みもしようこどもほどにもいじらしく可愛らしく感じられて来ました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
あゝ、わたくしの人並ならぬ生の憩い、それは生活に於ては河沿いの土に起き臥し、こゝろに於ては謎の性質のいく重ねの層を経潜って、この程では、たゞ「謎々なあに、照る日にからかさ」というような稚純極まる心田の素地に朝夕をあくがれ遊ぶ身の上になってまいりました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
」「謎々何とかどうじゃいな。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
或る人は探偵小説の魅力を、謎々の魅力と同一のものだという。
— 夢野久作 『探偵小説の正体』 青空文庫
トリックらしいトリックが一つもなくとも、探偵小説は成立するようになって来たから、必ずしも探偵小説、即謎々とは云い切れなくなって来た訳である。
— 夢野久作 『探偵小説の正体』 青空文庫
すくなくとも吾々が所謂探偵小説なるものの中に感じ得る魅力の中には謎々以外の沢山のものがある事は否定出来ない。
— 夢野久作 『探偵小説の正体』 青空文庫