コテン
コテン異読 こてん
副詞-と
標準
suddenly (fall asleep, fall over, die)
文例 · 用例
「コテン、さいさい、アッアッアッ……こう云って家出をしましたので、彼女――私の奥さんですがね。
— 国枝史郎 『奥さんの家出』 青空文庫
こいつさえ旨く用いたら、あべこべに此方が勝利を得る」「『コテン』というのは斯ういう意味なので……」私はお嬢さんへ話し出した。
— 国枝史郎 『奥さんの家出』 青空文庫
「頭を下げる意味なので、いや寧ろ夫れは形容詞なので、ね、そうでしょう、頭を下げる、その下げ方を音で云うと、コテンと云えるじゃァありませんか。
— 国枝史郎 『奥さんの家出』 青空文庫
ようございますか、お嬢さん、以上三つを続けると、『コテン、さいさい、アッアッアッ』こんなようになるじゃァありませんか。
— 国枝史郎 『奥さんの家出』 青空文庫
『コテン、さいさい、アッアッアッ』……無邪気で優しくて可いのですが。
— 国枝史郎 『奥さんの家出』 青空文庫
だのに奥さんはそんな時にも、それをやって家を出て行ったので『コテン、さいさい、アッアッアッ』……考えざるを得ませんなあ。
— 国枝史郎 『奥さんの家出』 青空文庫
はっと気がついたら、茶の間で盛にオテテコテンテン、と陽気にオールゴールが鳴って居るのでびっくりした。
— 宮本百合子 『木蔭の椽』 青空文庫
それが、オテテコテンテン、オテテコテンテン、テンテンテンテーン、テコテンというように聞えるのだ。
— 宮本百合子 『木蔭の椽』 青空文庫
作例 · 標準
長時間のドライブで、助手席に座っていた友人がコテンと寝息を立て始めた。
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疲労困憊で、家に帰るなりコテンとベッドに倒れ込んだ。
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「あー、もうダメだ…」と言い残し、彼はコテンと床に崩れ落ちた。
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