ばさま
ばさま
名詞
標準
granny
文例 · 用例
幸いに天気あまり暑からざればさまでに苦しからず。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
おばさまの監督の下に。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
ばばさまは、まだきっとあの茶壺のからっぽな事にはお気附きなさらず、相変らず日に四度ずつ見廻りに行っている事でありましょうが、お気附きなさらぬままで頓死でもなさったならば、ばばさまも仕合せ、また私の罪も永遠にうやむやになって、大手を振って家へ帰れるというわけになるのです。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
けれども、ばばさまのあのお元気では、きっと百まで生きるでしょうし、頓死など待っているうちに、孫の私のほうが山中の寒さに凍え死にするような事になるかも知れません。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
ばばさまのへそくりを拝借したとしても、それは一家の内の事で、また、地中に埋もれた財宝を、掘り出して世に活用せしめたのは考え様に依っては立派な行為とも言えると思うのです。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
ばばさまの面影などが出ては、たまりません。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
あれは、ばばさまからおまもりとして幼少の頃もらったもので、珊瑚に彫ったものですから、一両では安すぎるのです。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
あのおばさまの、頬の穴は、なにしたのだべ?
— 佐左木俊郎 『再度生老人』 青空文庫
作例 · 標準
田舎のばさまは、いつも美味しい手料理を作ってくれる。
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近所の子供たちは、親しみを込めて彼女を「ばさま」と呼ぶ。
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ばさまが語る昔話は、いつも温かくて心に染みる。
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