目的因
もくてきいん
名詞
標準
final cause (one of Aristotle's four fundamental types of answer to the question "why?")
文例 · 用例
物質は決して目的因を持つものではない。
— 戸坂潤 『エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説』 青空文庫
野心や冒険を惹き起こす目的因とでも云うべきこの青年的理想は、この意味では却って一種の「理性の狡知」であり、摂理の「見えざる手」だとも云えるだろう。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
即ち、特に原因を区別する根拠はないのであり、例えば、作用因と必要因との間の区別、作用因と形相因と質量因と模型因と目的因との間の区別の根拠はないのである。
— A Treatise of Human Nature 『人間本性論(人性論)』 青空文庫
作例 · 標準
哲学の授業で、アリストテレスが提唱した「四原因説」の一つである目的因について学んだ。
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家が建てられる理由を「雨風を凌ぐため」と説明するのは、目的因による説明だ。
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自然界の現象に目的因を認めるかどうかは、科学と哲学の大きな分岐点である。
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