痛がる
いたがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to complain of pain
文例 · 用例
このごろ、井伏さんは、ひとの痛がる箇所にあまりさはらないやうにしてゐるやうだ。
— 太宰治 『小照』 青空文庫
咳をしたと言てはひそひそ、頭を痛がると言っては、ひそひそ。
— 泉鏡花 『山吹』 青空文庫
軽い手術だから医者は局部注射の必要もないと言ったが、夏目さんは強いてコカエン注射をしてもらった上に、いざ手術に取りかかると実に痛がる様子を見せたので、看護婦どもが笑ったそうである。
— 内田魯庵 『温情の裕かな夏目さん』 青空文庫
」 主人がしきりに痛がるので、お幾もおどろいてだん/\詮議すると、たった今、盥のなかの鰻をいじくっている時に、なにかちくりと触ったものがあるという。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
杜は睡りもやらず、痛がるお千の腕をソッと持っていてやった。
— 海野十三 『棺桶の花嫁』 青空文庫
彼は診察の結果を聞いてから、ここを引き揚げたものかと独りで思い患っていたが、痛がる下の腫物を指で押したり何かしていた院長は、「もう膿んでいる。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
彼女がいつも頭脳を痛がるのは、自分の拳のためだと意識しながら、打たずにはゐられなかつた。
— 徳田秋声 『風呂桶』 青空文庫
「頸のうしろを痛がるのはそうでしょう?
— 宮本百合子 『刻々』 青空文庫
作例 · 標準
小さな子供が転んで膝を擦りむき、「痛い!」と泣き叫んで痛がっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
飼い猫が急に鳴き出して体を丸め、どこか痛がっている様子だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
サッカーの試合中、相手選手との接触で倒れ込んだ彼は、しばらく起き上がれずに痛がっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
高齢のおばあさんは、長年の腰痛のためか、起き上がるたびに小さく呻いて痛がる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite