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面長

おもなが
名詞-の形容詞形容動詞名詞
1
標準
oval-faced
文例 · 用例
お松は艶のよくない曇ったような白い顔で、少し面長な、やさしい女であった。
伊藤左千夫 守の家 青空文庫
それでも色のさえない元気のない面長なお松の顔は深く自分の頭に刻まれた。
伊藤左千夫 守の家 青空文庫
そこに、色の白い面長の若い娘がいる。
黒島傳治 青空文庫
ピストルの少年が立っている自動車の窓から、ふと、面長の、稍、頬のこけた顔が、頸を出した。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
七 親父はその晩、一合の酒も飲まないで、燈火の赤黒い、火屋の亀裂に紙を貼った、笠の煤けた洋燈の下に、膳を引いた跡を、直ぐ長火鉢の向うの細工場に立ちもせず、袖に継のあたった、黒のごろの半襟の破れた、千草色の半纏の片手を懐に、膝を立てて、それへ頬杖ついて、面長な思案顔を重そうに支えて黙然。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
歯を染めた、面長の、目鼻立はっきりとした、眉は落さぬ、束ね髪の中年増、喜蔵の女房で、お品という。
泉鏡花 三尺角 青空文庫
何時此処へ来て、何処から現われたのか少も気がつかなかったので、恰も地の底から湧出たかのように思われ、自分は驚いて能く見ると年輩は三十ばかり、面長の鼻の高い男、背はすらりとした※形、衣装といい品といい、一見して別荘に来て居る人か、それとも旅宿を取って滞留して居る紳士と知れた。
国木田独歩 運命論者 青空文庫
年のころは四十ばかり、胡麻白頭の色の黒い頬のこけた面長な男である。
国木田独歩 河霧 青空文庫
作例 · 標準
例句