碧巌録
へきがんろく
名詞
標準
Blue Cliff Record
文例 · 用例
碧巌録に、泥牛海に入つて消息なし、と云ふもの、乃ちこの境の妙諦を教へて実に遺憾なし。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
悟道7・23(夕) 近頃|碧巌録とか、無門関とかいつたやうな禅家の書物に、所謂悟道を商売にしない、素人の学者、求道者が飛び込んで往つて新しい解釈を試みようとしてゐるのは面白い現象である。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
夜は碧巌録を読む、いつ読んでもおもしろい本である、宗教的語録として、そして文芸的表現として。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
△芭蕉撰集を読む、それは碧巌録のやうである、私には。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
僕は、新約全書と碧巌録とを、小包で送つてやつた。
— ――反逆児の悩みを語る―― 『幸徳秋水と僕』 青空文庫
しかし、仏教の信仰もまた徹底しておらず、碧巌録や、歎異抄や、神の話をあれこれよんだが、勿論、解らないままであった。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
無門関か碧巌録の公案からでも取材したのかナ。
— 教祖展覧会 『安吾巷談』 青空文庫
碧巌録の浩瀚な講義を著はしたりしながら、その奇癖のため宗門の一部から毛嫌ひされてゐる洪天和尚は、もともと同県の古馴染であるが、やはりその頃から、美貌の若い奥さんを伴つて、しげしげと出入りするやうになつた。
— 神西清 『地獄』 青空文庫
作例 · 標準
禅寺の修行僧たちは、公案集の白眉とされる碧巌録を深く読み込み、悟りを求める。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
教授は碧巌録の一節を引用し、理屈を超えた直感の重要性を説いた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
碧巌録は文学的にも価値が高く、茶の湯の世界でも好んで学ばれてきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview