走舸
そうか
名詞
標準
文例 · 用例
英雄忙時餘閑ありとの諺に洩れず、アインシュタインはベルリンよりキール港に赴き、小さなヨットを操縱し、風の受け具合を物理的に考え、走舸術を研究して熟達した話がある。
— 長岡半太郎 『アインシュタイン博士のこと』 青空文庫
」 と見たか、たちまち走舸を飛ばしてきて、有無をいわさず搦め捕り、そのまま陸へ引ッ立てて行った。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
――それに大船、闘艦はすべて鎖をもってつなぎ、走舸、蒙衝のほかは自由に行動できぬ」「もとより大船や闘艦を拝借しようとは申しません。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
蒙衝五、六隻、走舸十数艘、あわせて二十もあればよいのです」「それで何とする気か」「張南と二手にわかれて、敵の岸辺へ突入し、呉の気勢をくじいて、このたびの大戦の真先に立ちたいのです」 焦触は熱望してやまない。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
走舸=これは小型の闘艦というようなもの、積載力二十人あまり、江上一面にうんかの如く散らかって、大船闘艦へ肉薄、投火、挺身、あらゆる方法で敵を苦しませる。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
「二列、二手にわかれた敵の蒙衝と走舸が、波をついて、こなたへ襲せてきます。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
けれど、それを見つけた呉の走舸や兵船は、「生捕れっ、曹操を!
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫