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凡そ

およそ
副詞頻度ランク #36741 · 青空 2330
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文例 · 用例
文学といふものが、凡そ文字を知つてゐれば、誰にも読むことが出来るといふことからして、余りに文士志望者が容易に生じるといつた現状だが、文学を仕事とするからには、※ルレーヌの言葉を以てすれば、「自分の通り道にあつたものだけを読むだけ」の努力では何にもならぬ。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
誰しも陰気よりは陽気の方が凡そ好きなのに相違はないのに、「陽気な文学を」といふのが一つの文学上の提案となるためには少しくましな何事かであらねばならぬ。
中原中也 文学に関係のない文学者 青空文庫
病気の軽重で、処分の軽重を決めたといふ校長の頭の程は、凡そ奇ッ怪なものでありますが、或ひは此の校長が、その地では人望のある、謂はば人格者かも知れないのです。
中原中也 我邦感傷主義寸感 青空文庫
その前に仮令対策を述べられたとしても、その対策たるや凡そ見当が付くと云へませう。
中原中也 我邦感傷主義寸感 青空文庫
で此の場合、仮りに一私人が罷り出たとして、放校された生徒に同情するとしますと、では、中学生が、イヤな病気になるやうなことをしてもよいといふのか、なぞといふことになつて、凡そ「病気軽重と処分軽重」の問題とは、外れた所に文句の花が咲きさうであることはお分り下さる所でせう。
中原中也 我邦感傷主義寸感 青空文庫
茲に見る例は、如何にも馬鹿げて見えませうが、凡そ大概のことが、猶此の程度には馬鹿げてゐるのが、奈何せん実情であります。
中原中也 我邦感傷主義寸感 青空文庫
勿論外国にしろ、多少とも此の世の中は左様なものではありますが、高い程度の技術ではともかく、凡そ常識の既に認める範囲にある技術では、我が国程に台所情実は場を占めてないやうであります。
中原中也 我邦感傷主義寸感 青空文庫
凡そ私の知つてゐる男性の中で、室生ほど純一無垢な高貴な感情をもつた人間はない。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
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