行灯袴
あんどんばかま
名詞
標準
hakama without gussets (worn by female students and later male students in the Meiji period)
文例 · 用例
それを行灯袴に、膝頭まで裁って、竪に襞を置いたから、膝脛は太い毛糸の靴足袋で隠すばかりである。
— 夏目漱石 『永日小品』 青空文庫
無地の羽織に友縫の紋を付けて、セルの行灯袴を穿いたその青年紳士は、彼らと顔を見合せるや否や、「失礼」と挨拶でもして通り過ぎるように、鄭重な態度を無言のうちに示して、板敷へ下りて向うへ行った。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
その妻が女学校で行灯袴を穿いて牢乎たる個性を鍛え上げて、束髪姿で乗り込んでくるんだから、とても夫の思う通りになる訳がない。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
私は行灯袴をはいて、兄のお古の鞄を肩に掛けて、赤い色の草履袋を手に提げて学校へ行った。
— 小山清 『生い立ちの記』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日行灯袴について考えている。
行灯袴という言葉は日本語で重要だ。
彼は行灯袴の意味を理解している。
この文には行灯袴が含まれている。