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ポン柑

ポンカン異読 ぽんかん
名詞
1
標準
ponkan orange (Citrus reticulata)
文例 · 用例
又は女の名前のために博物字典を開くとジャガイモが出て来たりポンカンが出て来たり、バクテリヤという片仮名が並んでいたりする。
夢野久作 創作人物の名前について 青空文庫
侍女の清江が栄子の宿から洋菓子やポンカンを其のまゝ持込んで来た。
徳田秋聲 女流作家 青空文庫
」 菓子とポンカンをもつて、四人は自動車に乗つた。
徳田秋聲 女流作家 青空文庫
」栄子はポンカンをむいて、皆なにすゝめた。
徳田秋聲 女流作家 青空文庫
ヤイシヤマネーナとは「悲しやな」、クコロポンカンピとは「わが年若い帳場」、ナタアララとは「どこへ行つた」と云ふことで、若いメノコが漁場の帳場さんなる和人を愛してゐたが、その和人が内地へ歸つたのを戀ひ慕つて歌つたものである。
斷橋 泡鳴五部作 青空文庫
屋久島では、砂糖が主産物だが、そのほかにも、ポンカン、飛魚、牛馬、海藻類、木炭、松脂、木材、樟腦、皮革といつたものが移出される。
林芙美子 屋久島紀行 青空文庫
私は、甘蔗の刈入れられた荒凉とした畑地を見ただけで、ポンカンの並んでゐる店先を一軒も見なかつた。
林芙美子 屋久島紀行 青空文庫
果物屋の店の中は一面に曇った硝子の壁にとり囲まれ、彼が毛糸の襟巻の端で、何んの気なしにSと大きく頭文字を拭きとったら、ひょっこり靄の中から蜜柑とポンカンが現われた。
池谷信三郎 青空文庫
作例 · 標準
コタツの上に山盛りにされたポン柑の皮をむくと、爽やかな香りが部屋中に広がった。
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普通のミカンよりもデコボコしているが、ポン柑の濃厚な甘みは格別だ。
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田舎の祖母から、今年も産地直送の大きなポン柑が箱いっぱいに届いた。
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