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飲宴

いんえん
名詞
1
標準
文例 · 用例
県吏の間には当時飲宴がしばしば行われた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
城民規則を設け、婚礼の度ごとにこの大将を馳走し、次に自分ら飲宴するとした。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
民友子は時勢を洞察して、歎慨の余りに此語を吐けり、われは日本の文学史に対してこの一種の虚無思想の領地の広きを見て、痛惻に勝へざるなり、彼等は高妙なる趣致ある道徳を其門に辞み、韻調の整厳なる管絃を謝して容れず、卑野なる楽詞を以て飲宴の興を補ひ、放縦なる諧謔を以て人生を醜殺す。
北村透谷 徳川氏時代の平民的理想 青空文庫
放蕩なる快楽は飲宴好色なり、着実なる快楽は晏居閑楽なり、熱性ある快楽は忠孝仁義等の目的及び希望なり、誠実なる快楽は家を斉へ生を理するにあり。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
○雲雀あがる春べとさやになりぬれば都も見えず霞たなびく 〔巻二十・四四三四〕 大伴家持 これは家持作だが、天平勝宝七歳三月三日、防人を※校する勅使、并に兵部使人等、同に集える飲宴で、兵部少輔大伴家持の作ったものである。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
そこにアカイア衆民の令を奉して使者となる彼チューヂュウス、カドモスの多くの子らの飮宴をエテオクレース勇將の居館の中に認め得つ、385馬術巧みのチューヂュウス彼たゞ一人客として、カドモス族の數多き最中にありておののかず、彼等に競技挑みつゝ、容易に彼等一切に勝を制せり、アテーネー神女の助けかしこかり。
ILIAS イーリアス 青空文庫