掘り出す物
ほりだすもの
動詞
標準
文例 · 用例
今は「チャム」と云う人種が交趾に残っている、その辺から掘り出す物を見ますると、たいていインドの舎衛城であるとか、迦毘羅城であるとか、インドの名前が付いている。
— 高楠順次郎 『東洋文化史における仏教の地位』 青空文庫
それでよく合点のゆかれたことと思いますが、さて、ここに、「英国の禽鳥界」「カツラス」(訳者註、紀元直前頃のローマの大詩人)「宗教戦争」と云う本がございますが、これはいずれもなかなかの掘り出しものです。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
」と参事官は、あんがいな掘り出しもので、おおきに愉快になりました。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
「これあ実際掘り出しものですぜ。
— 徳田秋声 『町の踊り場』 青空文庫
べっぴんのなかにもああいう掘り出しものがいるんだからね、親のかたきみてえに、目の毒だの、如夜叉だのと悪口いうもんじゃねえんですよ」「そうよな。
— 因縁の女夫雛 『右門捕物帖』 青空文庫
「惣八さんのお願いでは、また何か掘り出しものの売り込みかね。
— 冬の金魚 『半七捕物帳』 青空文庫
まったく、「バクロウが牛の掘り出しものでもさがすように」新人が売り出された。
— 宮本百合子 『しかし昔にはかえらない』 青空文庫
時には思わぬ掘り出しものをすることがある。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫