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軟らかい

やわらかい
形容詞
1
標準
文例 · 用例
我我の音樂的嗜好は、遙かに「より軟らかい拍節」と「より高調されたる旋律」とを欲してきた。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
軟らかい墓土はそばに高く撥ねられた。
葉山嘉樹 死屍を食う男 青空文庫
その木の棒は、相手かまわず、ブン殴っても、軟らかい手や脚を叩き折ってもかまわないことになっていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
七ツか八ツの幼年工は一年たらずのうちに軟らかい肉体を腐らしてしまった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
中津は、この家のあっさりとして、華やかな、日本娘の着物や、四国|訛のある日本語や、若々しい鶏の胸肉のように軟らかい、ふるいつきたくなる娘の肉体を、視覚で享楽しながら、一家の不安に同感し、心配げな顔をしたり、また、特別、力になってやるようなことを云ったりした。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
あの、軟らかい、子供々々したところが、とてもたまらなくいゝんじゃないか。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
軟らかい緑の茎に紫色の隈取りがあって美しい。
寺田寅彦 郷土的味覚 青空文庫
ただ単に薬剤に依存し、軟らかい食物に依り縋るようなことをしないで、合理的に胃弱を普通の胃に、普通の胃を強健な胃に、一歩一歩進むようにと心掛けたならば、その効果は決して少なくはあるまい。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
軟らかい(やわらかい) — 幻辞.com