捏ね
つくね
名詞頻度ランク #42750 · 青空 0 例
標準
chicken or fish meatloaf made with egg
文例 · 用例
たゞ或る時は僅かな経済学的知識を持出してその裏付けとなし、或る時は自分の感傷にまかせてダダを捏ねるのである。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
「人間の昂奮とかいふものはさう永続的でないのだから……」――私はそんな理窟を勝手に捏ね揚げて自分の心を制しようと強めた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
」 私はまたダダを捏ねた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
天は愈よ明るい、氷の海は一層の白を加うると共に、一分の硬味を減じて来た雪になったのである、玉屑累々ともいうべき空に懸れる雪の大路を無形の手で、橇を縦横に掻き廻しはじめたと見え、捏ね返した痕跡が割れ目を生じたころは、雪は一方に堆く盛り上られ、一方では掬われたようにげっそりと凹む。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
お寒いのに、なぜ、おとり申上げた村里の宿へお出でになりませんの」 翁は頑是ない子供が、てれながら駄々を捏ねるように、掌に拳を突き当てつつ俯向き勝ちにいった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
胸から咽喉へかけて意地悪い痩せこけて骨張った手が捏ねくり廻しているようだ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
その上スタニスラウスは一語毎に先づ塵払で払つて、一応|捏ね直して口から出すやうにしてゐるのである。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
根方の処の土が壊れて大鰻を捏ねたような根が幾筋ともなく露れた、その根から一筋の水がさっと落ちて、地の上へ流れるのが、取って進もうとする道の真中に流出してあたりは一面。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
作例 · 標準
行きつけの焼き鳥屋で注文した自家製の捏ねは、コリコリとした軟骨の食感が絶妙だ。
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「今夜は捏ねハンバーグにするから、玉ねぎを細かいみじん切りにしておいてね」
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寄せ鍋の仕上げに、鶏の捏ねをスプーンで丸めて入れると、非常に良い出汁が出る。
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