残生
ざんせい
名詞
標準
the remainder of one's life
文例 · 用例
子供のない残生を公共の仕事に使いつくす覚悟だと云い触らしていた。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
我が心われに告ぐるに、五十年の人生の外はすべて夢なりといふを以てせば、我は寧ろ勤労を廃し、事業を廃し、逸楽晏眠を以て残生を送るべきのみ。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
これを摘み来ってわが心に植え、我に永遠の希望の抜きがたきもの生れて、再会の望を以てわが残生を霑すに至るのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
・死期、死処・残生、余命・巣立つ鳥 老いぼれ鳥八月廿六日 晴。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
牢獄を出て来た後の残生は、謂はゞ私の生涯の附録だ、無くてもよし、有つてもよし、短くてもよし、長くてもまた強ひて差支はない。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
幸いに後継永井啓夫を得た今日、残生の大半を私は寄席文化の普及と探求とに、父子して尽くそう。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
私は突然自分の残生のほうを見ようとして振返ってみた。
— モオパッサン 『ある自殺者の手記』 青空文庫
作例 · 標準
退職した後は、田舎の静かな村で残生を穏やかに過ごしたいと考えている。
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彼は病を宣告されてから、限られた残生を家族のために捧げる決意をした。
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激動の時代を生き抜いた老兵は、今はただ平和な世界で残生を楽しんでいる。
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