大悪人
だいあくにん
名詞
標準
scum of the earth
文例 · 用例
子細は、其主人、自然の役に立ぬべしために、其身相応の知行をあたへ置れしに、此恩は外にないし、自分の事に、身を捨るは、天理にそむく大悪人、いか程の手柄すればとて、是を高名とはいひ難し」とはっきりした言葉で本末の取りちがえを非難している。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
さりとて出て闘わんか、我が身命は立処に滅し、この大悪人の罪状を公になし難し。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
「この曾婆加里めは、私のためには大きな手柄を立てたやつではあるが、かれ一人からいえば、主人を殺した大悪人である。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
汝等が要らざる詮議立てして、罪も無き罪人を作る閑暇に、わが如き大悪人を見逃がしたる報いは覿面。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
太田|資正謙信を評して、「謙信公のお人となりを見申すに十にして八つは大賢人、その二つは大悪人ならん。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
あのうちじゃ、大悪人なんだ」「なにか、悪いことをしたの?
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
彼は私を実際よりも以上な大悪人と推断して了った。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
和吉 主殺しの大悪人はわたしだ。
— 岡本綺堂 『勘平の死』 青空文庫
作例 · 標準
彼は見た目こそ紳士的だが、裏では大悪人として悪事を働いていた。
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映画に登場する大悪人は、いつも最後に主人公に倒される運命にある。
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こんなひどいことをするなんて、あいつは大悪人に違いない。
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