幻辞.com

来内

らいない
名詞
1
標準
文例 · 用例
もしも自分の以上の空想が多少でもほんとうに近いとすると、若い青年男女に対する映画の生理的効果を研究するのは将来内務省か文部省かのどこかの局ないしは課で取り扱うべきだいじな仕事の一つになるかもしれないのである。
寺田寅彦 映画と生理 青空文庫
先年|板垣伯の内務大臣たりし時、多年国事に奔走せし功を愛でられてか内務省の高等官となり、爾来内閣の幾変遷を経つつも、専門技術の素養ある甲斐には、他の無能の豪傑連とその撰を異にし、当局者のために頗る調法がられおるとなん。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
すなわちこの時以来内地人はどしどし沖縄に這入って来る、沖縄人はぞろぞろ内地へ出て行く、士族は田舎へ下って行く、田舎人は都会に集って来る、といったように、沖縄がかきまぜられた。
伊波普猷 進化論より見たる沖縄の廃藩置県 青空文庫
遠野郷いまの上郷村字|来内に斯角東蔵という狩人があって、この山を切り開きはじめて峰頂を究めた。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
内閣の用紙割当委員会が最近の選挙において、過去の業績において文化的価値の認められにくい出版社の多くを委員としたことは、将来内閣がどの程度まで出版の自由に関する公約を実現しうるかという観点から注目されている。
宮本百合子 今日の日本の文化問題 青空文庫
来内在と超越との概念上の区別は、或る一定の領野を思い浮べることを条件とする外はない。
戸坂潤 イデオロギーの論理学 青空文庫
来内政会議は農村対策問題が中心になって来ているもので、後藤農相の中心人物振りは寧ろ当然であるのだが、現内閣の持論である農村の自力更生主義の上に立って、後藤農相の内政会議は農村精神作興案なるものを採用したのである。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
来内務省を中心として関係各官庁によって構成されていた映画統制委員会は、民間映画業者代表を召集して、映画界の自由競争の対策を諮問したが、之に答申する意味に於て、映画資本家達はみずから日本活動写真連盟なるものを設立することにしたということである。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫