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局長級

きょくちょうきゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
政党の或る有力者を旦那にもってる芸者がありましたが、政府筋の局長級の人と実業家と旦那と三人で、よく密談などに来てるうちに、その芸者は旦那と別れて実業家の方になびいてしまい、そのいきさつが、何千円かの小切手だったと、笑いながら私に打明け話をしました。
――「小悪魔の記録」―― 女と帽子 青空文庫
一体帝大や官立大学の総長や学長は官等は局長などより上かも知れないが、余程の例外でない限り、局長級の呼び出しで文部省へ出頭して、局長級に軽く顎であしらわれるのが習慣になっている。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
小野塚総長は名総長で、他の大学の総長や学長のように次官や局長級にペコペコせず、堂々と文部省に臨んだし、流石の軍部の教官も謝ったという噂であるが(之も噂だ)、今度の長与総長に果してそれだけの腕と腹とがあるだろうか。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
局長級の収入をもちながら、この上もない、都合のいい言いぬけがあるので、無理をすることは、すこしもいらない。
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
この委員会を構成した諸官庁は企画院、内務省、商工省、情報局を中心に、陸軍省、海軍省、外務省、文部省、拓務省が参加し、その後官庁機構の変遷に伴って、農商務省、軍需省、興亜院、対満事務局、大東亜省、警視庁、運輸通信省等ほとんどあらゆる諸官庁の局長級が委員となって参画した。
嶋中雄作 日本出版協会論 青空文庫