老大家
ろうたいか
名詞
標準
venerable authority
文例 · 用例
自作を語るなんてことは、老大家になってからする事だ。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
しかしこのご両人は、あまりに老大家であって、「一群」からは、かけ離れていた。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
ロレンツのごとき優れた老大家は疾くからこの問題に手を附けて、色々な矛盾の痛みを局部的の手術で治療しようとして骨折っている間に、この若い無名の学者はスイスの特許局の一隅にかくれて、もっともっと根本的な大手術を考えていた。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
だから僕は、老大家たちが好きになれないんだ。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
ああ、新人と逢えば新人、老大家と逢えば老大家、自然に気持がそうなって行くんですから面白いですよ。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
いずれも、その逝去した老大家には、お義理一ぺん、話題は、女に就いての、極めて不きんしんな事。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
「一人の独身の絵画の老大家が巴里に住んでいました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
しかし老大家は、彼の新工夫の描き方を、仲間に盗まれるのを惧れて、絶対に人に見せませんでした。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
その分野の老大家である教授の講演会には、多くの学生や研究者が詰めかけた。
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この絵画の真贋を巡る論争に終止符を打つため、美術界の老大家に鑑定が依頼された。
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彼は若くして才能を認められたが、常に老大家たちの意見に謙虚に耳を傾ける姿勢を忘れなかった。
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