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屹立

きつりつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
standing tall
文例 · 用例
その彼の威力ある屹立は、だからいつも人々のブツブツいふ聲でその脚もとを洗はれてゐた。
梶井基次郎 詩集『戰爭』 青空文庫
私は此時まで殆んど喪心の有樣で、甲板の一端に屹立つた儘、此慘憺たる光景に眼を注いで居つたが、ハツと心付いたよ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
』と私は眞赤になつて仁王の如く屹立つた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
身長七|尺に近く、灰色の毛は針の如く逆立ち、鋭き爪を現はして、スツと屹立つた有樣は、幾百十年の星霜を此深林に棲暮したものやら分らぬ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
屏風岩の上を二十ヤードばかり進むと、正面に壁のやうに屹立つたる大巖石の中央に、一個の鐵門があつて、其鐵門の前には、武裝せる當番の水兵が嚴肅に立つて居つたが、大佐等の姿を見るより、恭しく敬禮を獻げた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
大佐一顧軍刀の鞘を拂つて、屹と屹立つ司令塔上、一|令忽ち高く、本艦々上戰鬪喇叭鳴る、士官の肩章閃めく、水兵其配置に就く、此時、既に早し、既に遲し、海賊船から打出す彈丸は雨か、霰か。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
」とお丹が座を示せば、老婦人の前に光子を押据え、牛頭馬頭左右に屹立せり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
そこには理智と数学で固まっている、氷づけの結晶した「純美」があり、大理石によって刻まれた造型美術が、立体結晶の冷酷さで屹立している。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
作例 · 標準
荒々しい岩肌から、巨大な像が空に向かって屹立している。
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古都には、歴史の重みをたたえた寺院が今も屹立している。
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未来都市を象徴するように、超高層ビル群が屹立していた。
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