少納言
しょうなごん異読 すないものもうし
名詞
標準
lesser councilor of state
文例 · 用例
清少納言から西鶴を通じて現代へ流れて来ている一つの流れの途中の一つの淀みのようなものに過ぎないかもしれないが、しかし、兼好法師という人の頭がかなりこういう分析にかけて明晰であったこともたしかであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
それに引きかえて『枕草子』に現われて来る清少納言の方はひどく健康がよくてAが小さくH0」は縦中横]がいつもKに近いという型の婦人であったように見えるのである。
— 寺田寅彦 『五月の唯物観』 青空文庫
「簑虫鳴く」という俳句の季題があるのを思い出したから、調べついでに歳時記をあけてみると清少納言の『枕草紙』からとして次のような話が引いてある。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
しかしこの清少納言のオーソリティが九百年もそのままに保存されて来たとすると、自然界に対する日本人の知識がいかに長い間平和安穏であったかという事を物語っている。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
春はあけぼの、という文章をちらと思い浮べていい気持であったが、それは清少納言の文章であった事に気附いて少し興覚めた。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
清少納言が枕草紙に「春は曙、やうやう白くなり行く――」といひ、兼好が徒然草に「月は隈なきをのみ見るものかは」といひ、西鶴が「笠がよう似た菅笠が」といふ。
— 岡本かの子 『朧』 青空文庫
此頃の女は本名が無かった訳ではあるまいが、紫式部だって、本名はおむらだったかお里だったか、誰も知らない、清少納言だって、本名はおきよだったかおせいだったか、誰も知らない、知ってる方は手をあげなさいと云われたって、大抵の人は懐手で御免を蒙るでしょう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
まさか赤坊の時から、紫式部や、おっぱい御上り、清少納言や、おしっこをなさい、ワンワン来い来い、などと云われたので無かろうことは分っているが、仙人の女王、西王母の、姓は侯、名は婉泥滞水の挨拶を以て其場を済ませて置くというようなことも仕無かったろうから、次第次第に夫婦の間は険悪になっていったであろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
作例 · 標準
平安時代、少納言は朝廷の詔勅の作成や伝達を司る重要な官職として機能していた。
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清少納言という名は、彼女の親族が少納言の職に就いていたことに由来すると言われている。
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古典文学の中に登場する少納言たちは、その教養の高さや機転の良さで宮廷生活を彩った。
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ウィキペディア
少納言(しょうなごん/すないものもうし)は日本の朝廷の最高機関である太政官の職の一つ。
出典: 少納言 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0