最果て
さいはて
名詞
標準
the farthest ends
文例 · 用例
ついに我々は最果ての南の地、白い悠久の死の世界へと本当に入りつつあるのだ。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
漸くのことで静々と、鈍色の風景の最果てから白っぽい幽鬼のような日の出がやってきた。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『犬酸漿』 青空文庫
我々の想像を、天空や宇宙の最果てまで駆けめぐらそう。
— A Treatise of Human Nature 『人間本性論(人性論)』 青空文庫
(十二月×日)さいはての駅に下り立ち雪あかりさびしき町にあゆみ入りにき 雪が降っている。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
山形屋の拂ひを濟ませて道路へ出ると、宿の前がさいはての驛であつた。
— ――北海道の旅より―― 『摩周湖紀行』 青空文庫
山形屋へ泊つたこともいゝではありませんかと、いまは肥料倉庫のやうなさいはての舊驛を眼前にして、私は啄木の唄をまるで自らの唄のやうにくちずさんでゐた。
— ――北海道の旅より―― 『摩周湖紀行』 青空文庫
「さいはての驛に降り立ち雪あかり、淋しき町に歩ゆみ入りにき」さいはての驛の前は道が泥々してゐて、雪の頃のすがれたやうな風景を眼の裏に思ひ出す事もできた。
— ――北海道の旅より―― 『摩周湖紀行』 青空文庫
淫売婦と飯屋 十二月×日さいはての駅に下り立ち雪あかりさびしき町にあゆみ入りにき 雪のシラシラ降っている夕方、私は此啄木の歌をふっと思い浮べながら、郷愁を感じた。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
作例 · 標準
世界中の最果ての地を旅するのが夢だ。
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人類は宇宙の最果てを目指して探査を続ける。
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この島のさらに奥、まさに最果てにその村はあった。
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