下御
げぎょ
名詞動詞-サ変
標準
dismounting
文例 · 用例
「さようで……蔵元屋のお熊は天下御法度の袁彦道の名人で御座いました。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
之よりして、天下御免の送狼、艷にして其の且美なのも亦、車の上から幾度も振返り振返りする。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
」「貴下御存じじゃあないのですか。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
廿日、庚申、霽、内蔵頭忠綱朝臣勅使として下向す、先づ御車二両、已下御拝賀料の調度等、之を舁かしむ、疋夫数十人歩列す。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
」「あはれと思し、峰、山、嶽の、姫たち、貴夫人たち、届かぬまでもとて、目下御介抱遊ばさるる。
— 泉鏡花 『妖魔の辻占』 青空文庫
お若は美しい眉を顰めて、澄して、雪のような頬を火鉢のふちに押つけながら、「消炭を取っておいで、」「唯今何します、どうも、貴下御免なさいましよ。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
臣は陛下御自身のためのみならず、楚の未来をも憂慮して居る者で御坐います。
— 牧野信一 『悲しき項羽』 青空文庫
幹の廻り一丈にて、十善梅より稍※小なる四恩梅は、今上陛下御即位大典の記念に植ゑたるものなりと記せるに、裸男一首うなり出して曰く、幾千代の雪を凌ぎて梅の花 我大君の御世にあらはる 車を返して久伊豆神社に詣づ。
— 大町桂月 『越ヶ谷の半日』 青空文庫
作例 · 標準
貴族たちは、寺院の門の前で下御し、徒歩で本堂へと向かった。
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勅使が到着すると、出迎えた役人たちは速やかに下御して礼を尽くした。
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歴史ドラマの撮影で、俳優が馬から美しく下御するシーンを撮影した。
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