素読
そどく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
reading (a text) aloud without trying to understand it
文例 · 用例
しかしヘルンは、素読される書物の記事には、何の興味も持たなかった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
習字と漢籍の素読と武芸とだけで固めた吾等の父祖の教育の膳立ては、ともかくも一つのイデオロギーに統一された、筋の通り切ったものであった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
手習いの傍、徒士町の會田という漢学の先生に就いて素読を習いました。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
かかる際にお花と源造に漢書の素読、数学英語の初歩などを授けたが源因となり、ともかく、遊んでばかりいてはかえってよくない、少年を集めて私塾のようなものでも開いたら、自分のためにも他人のためにもなるだろうとの説が人々の間に起こって、兄も無論賛成してこの事を豊吉に勧めてみた。
— 国木田独歩 『河霧』 青空文庫
例年の通りに、お茶の水の聖堂で素読吟味が行なわれた。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
素読吟味というのは、旗本御家人の子弟に対する学問の試験で、身分の高下を問わず、武家の子弟が十二三歳になると、一度は必ず聖堂に出て四書五経の素読吟味を受けるのが其の当時の習慣で、この吟味をとどこおりなく通過した者でなければ一人前とは云われない。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
それを受け取った何十人、年によっては何百人の男の児が、当日打ち揃って聖堂の南楼へ出て、林図書頭をはじめとして諸儒者列席の前に一人ずつ呼び出され、一間半もある大きい唐机の前に坐って素読の試験を受けるのである。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
あわせてその性質や行状をたずねると、彼は五歳から手習いを始めて、七歳から大学の素読を習った。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃から、論語の素読を続けてきた。
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意味は分からなくても、まずは文章を声に出して素読することが大切だ。
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古典文学を素読することで、日本語のリズム感を養うことができる。
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ウィキペディア
素読(そどく)は、漢文の学習方法のひとつで、意味される内容などの解釈をせずに、ただ書かれている文字を声に出して読むことを繰り返し、文章を暗唱できるようにする方法。素読み(すよみ、そよみ)ともいう。
出典: 素読 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0