溝
こう
数詞頻度ランク #8799 · 青空 2012 例
標準
10^32
文例 · 用例
とある裏町に濁った溝川が流れている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
裏町の溝を流れる湯の匂ひや、朧ろにかすむ紅色の軒灯や、枕に近い湯滝の音やが、何とも言へぬ春らしい感じを起させる。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
三囲の稲荷堤上より拝し、腹まだ治まらねば団子かじる気もなく、ようやく百花園への道札見付けて堤を右へ下り、小溝に沿うてまがりくねりの道を行く半町ばかり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
道傍、溝の畔に萩みだれ、小さき社の垣根に鶏頭赤きなど、早くも園に入りたる心地す。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
さねかずらとはどんなものかしらず、蔦這いでる崖に清水したゝって線路脇の小溝に落つる音涼し。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
蜻が傘にとまっていたのが外のとんぼと喰い合って小溝へ落ちそうにしてぷいと別れた。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
溝からの太陽の反射で顔がほてるような。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
聞説らく多摩川に沿うた溝には、独歩の「忘れ得ぬ人々」の作にちなんで、独歩の碑が立っているとか、さらば近代における多摩川風景の祖道者として、花袋の碑は、そこに建てらるべきではなかろうか。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
作例 · 標準
数学の巨大な単位で、穣の次は溝(こう)と呼ばれる。
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宇宙に存在する星の数は、あるいは溝の単位に達するかもしれない。
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溝という桁外れな数字を、日常の買い物で使う機会はまずない。
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