酒造家
しゅぞうか
名詞
標準
brewer
文例 · 用例
実際私の生家は此六騎街中の一二の家柄であるばかりでなく、酒造家としても最も石数高く魚類の問屋としては九州地方の老舗として夙に知られてゐたのである。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
四辻になった左側のむかう角が、昔から見馴れている酒造家の山路であった。
— 田中貢太郎 『指環』 青空文庫
……」四「羽織は着たが、大番傘のその男、足駄穿の尻端折で、出会頭に、これはと、頬被を取った顔を見ると、したり、可心が金沢で見知越の、いま尋ねようとして、見合わせた酒造家の、これは兄ごで、見舞に行った帰途だというのです。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
私は夜見村の水車小屋の二階に籠居して創作の筆を執り、または赤松村の酒造家の蔵にみこしを据えて赤鬼となり、或ひは鬼柳村の櫟林に屯ろして誘蛾灯を点したりして、謹厳であつた。
— 牧野信一 『その村を憶ひて』 青空文庫
といふことに就いて寄々会議を凝した挙句、隣り村の一軒の酒造家の主が岡の前年度の制作である「木兎」を望んでゐるらしい口吻である故、是を一番弁舌を以つて籠絡して来よう――と鶴井が勇敢な役廻りを買つて出た。
— 牧野信一 『心象風景』 青空文庫
彼女の郷里は青森県の酒造家で、裕福な家らしく聞いていたが、その後の彼女の朗らかな性格や、無邪気な態度を透して、そうした事実を私等は毛頭疑わなかった。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
實際私の生家は此六騎街中の一二の家柄であるばかりでなく、酒造家としても最も石數高く、魚類の問屋としては九州地方の老舖として夙に知られてゐたのである。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
娘達が乗馬服に着換へる間に竹下と滝本と八重の父親が、街道に出て、何時ものやうに知り合ひの水車小屋から「ワカクサ」、蜜柑山の倉庫番から「アサカゼ」「ミドリ」、そして酒造家の厩から「ドリヤン」などゝいふ馬を借り出して来た。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、数々の受賞歴を持つ有名な酒造家だ。
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その酒蔵の当主であり、伝説的な酒造家でもある。
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若い酒造家たちが、新しい日本酒の開発に挑戦している。
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