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住所不定

じゅうしょふてい
名詞-の形容詞名詞
1
標準
of no fixed abode
文例 · 用例
それは名を喜助と言って、三十歳ばかりになる、住所不定の男である。
森鴎外 高瀬舟 青空文庫
それは名を喜助と云つて、三十歳ばかりになる、住所不定の男である。
森鴎外 高瀬舟 青空文庫
亀蔵と云う、無頼漢とも云えば云われる、住所不定の男のありかを、日本国中で捜そうとするのは、米倉の中の米粒一つを捜すようなものである。
森鴎外 護持院原の敵討 青空文庫
だがゆう子が住所不定のEと結婚する為には、その準備金が必要なので、彼女は今まで、ブルジョアの娘としての自分を飾っていた、着物や装身具一切を持ち出して、母に内密で多額の金と換えてしまった。
―― 牢獄の夫より妻への愛の手紙 ―― 新しき夫の愛 青空文庫
そうやって、家出娘のゆう子と住所不定のEとが、やっと一軒の隠れ家をみつけて落ちついたのだが、それで決して彼等の恋愛は、ハッピーエンドを告げるのではなかった。
―― 牢獄の夫より妻への愛の手紙 ―― 新しき夫の愛 青空文庫
それにしても、このAという青年は、それ以来住所不定となって全国をふらふらさ迷うようになり、ときどき意外なところがら風のような葉書をぽつりとくれるようになったりした。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
住所不定の闇太郎、――どこをさして行く当もない。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
その後、職は暖房屋に変り、鍼灸屋に変り、隅田川のダルマ船に乗ったり、汲取屋になったりしたのであったが、昭和十四年現在の職業安定所の前身であった東京府職業紹介所に就職するまでの十年間は殆ど住所不定の生活をしていたのであって、右に挙げた職はその間にぽつんぽつんとありついたものなのであった。
山之口貘 私の青年時代 青空文庫
作例 · 標準
身元不明で住所不定の人物が、事件に関与した疑いで捜査されている。
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住所不定のホームレスの方々への支援が急務となっています。」
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「住む場所がないと、あらゆる手続きが難しくなるわよね、住所不定だと。」
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