幾日
いくにち異読 いくか
名詞頻度ランク #44998 · 青空 0 例
標準
(for) how many days
文例 · 用例
番茶を一口すすって、「僕のこの不精髭を見て、幾日くらいたてばそんなに伸びるの?
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
肺結核でそこに転地しているある人を見舞いに行って一晩泊まった時がちょうど旧暦の盆の幾日かであった。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
とにかく、乙姫はご自分の家へやつて來た珍客を階段まで出迎へて、さうして安心して、あとはあなたのお氣の向くままに勝手に幾日でもここで遊んでいらつしやるやうにと、素知らぬ振りしてああしてご自分のお部屋に引上げて行くといふわけのものぢやないんですかね。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
いつも五月の朝の如く爽やかで、樹蔭のやうな緑の光線で一ぱいで、浦島は幾日をここで過したか、見當もつかぬ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
一歩門を出さへすれば、つい其處の路地にでも川岸にでも電車停留場にでも、兎に角うちの庭とは比較にならない程いゝ題材が、勿體ないやうに無雜作に、顧みられずにころがつて居る、わざわざ旅費を出して幾日も汽車を乘り※す必要などはないやうに思はれる。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
幾日も喪心者のようになって彷徨したと云っている。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
ところでその下流なるセントルイ市で窒扶斯が蔓延し、これはシカゴの病菌が下水とともに河を下って来るためだろうというところからやかましくなり、その結果、窒扶斯菌が水中で幾日間生きているものかという問題を研究せねばならぬ事になった。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
かつて私の或る知人が、シベリヤ鉄道の旅行について話したことは、あの満目|荒寥たる無人の曠野を、汽車で幾日も幾日も走った後、漸く停車した沿線の一小駅が、世にも賑わしく繁華な都会に見えるということだった。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
標準
what day (of the month)
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4