繰り言
くりごと
名詞
標準
tedious talk
文例 · 用例
妻の繰り言は果てしがない。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
ただお町の繰り言に聞いても、お藻代の遺書にさえ、黒髪のおくれ毛ばかりも、怨恨は水茎のあとに留めなかったというのに。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
老いの繰り言という奴だ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
母がいつ来ても、同じような繰り言を聞かせて帰すのである。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
それから二三日たって、ようよう泊まりがけに来ている母に繰り言を言って泣くことができるようになった。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
それから丸二年ほどの間、女房は器械的に立ち働いては、同じように繰り言を言い、同じように泣いているのである。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
しかし女房は、母の恐れたほど驚きもせず、聞いてしまって、またいつもと同じ繰り言を言って泣いた。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
桂屋の女房はいつも繰り言を言って泣いたあとで出る疲れが出て、ぐっすり寝入った。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
作例 · 標準
彼の昔話はいつも同じ繰り言で、聞いていると飽きてくる。
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「もう、その繰り言は聞き飽きたよ。」
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妻の繰り言にうんざりしながらも、夫は黙って耳を傾けていた。
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標準
tongue-twister
作例 · 標準
「生麦生米生卵」は、有名な日本語の繰り言だ。
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子供たちは早口言葉の繰り言で、どちらが早く言えるか競争した。
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舞台俳優は発声練習の一環として、難しい繰り言を繰り返していた。
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