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本街道

ほんかいどう
名詞
1
標準
main road
文例 · 用例
六 富士の古道 この前に来たときは、裾野の路という路は、馬力のわだちのあとで、松葉つなぎにこんぐらがり、太く細く、土が掘れたり、盛り上ったりして、行人を迷わせたところに、裾野らしい特色があったが、今は本街道然たる、一筋路が、劃然と引かれて、迷いようもなくなった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
本街道から製材所の横を切れると、もう既に裾野であるが、富士のそれとは違って、乾き切った砂漠で、セージと通称する白ッ茶けた草や、マンザニタと呼ばれるところの、灌木などが茂って、馬蹄の砂が濛々と舞いあがるのには、馬上|面を伏せて、眼をねぶるばかりであった。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
もっとも衣服を脱いで渡るほどの大事なのではないが、本街道にはちと難儀過ぎて、なかなか馬などが歩行かれる訳のものではないので。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
するといつの間にか今上った山は過ぎてまた一ツ山が近いて来た、この辺しばらくの間は野が広々として、さっき通った本街道よりもっと幅の広い、なだらかな一筋道。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
其日氏郷は本街道、政宗は街道右手を、並んで進んだ。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
氏郷軍は民家を焼払って進んだところ、本街道筋にも一揆の籠った敵城があった。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
その下の径というのが、温泉宿入りの本街道だね。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
尤も衣服を脱いで渡るほどの大事なのではないが、本街道には些と難儀過ぎて、なか/\馬などが歩行かれる訳のものではないので。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、多くの旅人がこの本街道を行き交い、賑わっていたことだろう。
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