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素槍

すやり
名詞
1
標準
simple spear
文例 · 用例
白刃を提げ、素槍を構へて行くのである。
泉鏡太郎 間引菜 青空文庫
忠之は縱ひ身の破滅は兔れぬにしても、なるべく本邸で果てたいと云ふので、内藏允が思案して、忠之の駕籠を小人數で取り卷き、素槍一本持たせて、夜|子の刻に神奈川を立たせた。
森鴎外 栗山大膳 青空文庫
又五郎同じく二十四歳、小者一人、喜蔵というに十文字の槍をもたせ後ろを押える人として叔父の川合甚左衛門、四十三という男盛り、若党与作に素槍を担がせ、同じく熊蔵を従えた主従十一人鎖帷子厳重に、馬子人足と共に二十人の一群、一文字の道を上野の城下へ乗入れてくる。
直木三十五 鍵屋の辻 青空文庫
繰返し、繰返し、槍の長さとか、穂の長さとか、得手は、管槍か、素槍か、とか、いろいろ聞いて参ったそうだ。
直木三十五 寛永武道鑑 青空文庫
小手を、かざして御陣原見れば武蔵|鐙に、白手綱鳥毛の御槍に、黒|纏指物、素槍で、春霞 益満の家から、益満の声で、益満の三味線で、朗らかな唄が聞えて来た。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
宇治山田の米友ならば、二言に及ばず、ここで啖呵と素槍の火花が散るべき場合だが、与八では根本的に問題にならない。
めいろの巻 大菩薩峠 青空文庫
そもそも水矢の鏑には、普通には燕尾、素槍形、蟹爪のいずれかをもちいますのが方式。
丹頂の鶴 顎十郎捕物帳 青空文庫
「久しぶりだから、ひとつ使ってみてやろうかな」 部屋の隅にあった碁盤と将棋盤を持って来て、それでやっと取り下ろしたのが九尺柄の素槍
東海道の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
鎌や枝などの装飾がない、実用一点張りの素槍を構える。
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足軽たちは、支給された素槍を手に戦列を整えた。
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博物館には、実戦で使われたと思われる無骨な素槍が展示されている。
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2
標準
unsheathed spear
作例 · 標準
鞘を払った素槍の穂先が、月明かりを反射して鋭く光った。
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敵の急襲に備え、いつでも突けるよう素槍で待機する。
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儀式用の飾り鞘を脱ぎ捨て、戦士は素槍を手に取った。
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