極彩色
ごくさいしき異読 ごくさいしょく
名詞
標準
richly colored
文例 · 用例
私は元町通りの海外衣裳問屋で極彩色の身の廻りのものを二、三買ってチタ子に与えました。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
支那風の美人、美少女、美少年が、あらゆる残忍酷烈な刑に処せられて笞打たれ、絞め殺され、焙られ、焼かれ、煮られ、引き裂かれ、又は猛獣の餌食にあたえられて行く凄愴、陰惨を極めた場面の極彩色密画であった。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
年紀が少い、十三四か、それとも五六、七八か、眦に紅を入れたらしいまで極彩色に化粧したが、烈しく疲れたと見えて、恍惚として頬に蒼味がさして、透通るほど色が白い。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
圖する處は樓臺亭館、重疊として緩く※る、御殿造りの極彩色。
— 泉鏡太郎 『畫の裡』 青空文庫
」 というが早いか、眩いばかり目の前へ、霞を抜けた極彩色。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
濁れる水も色を添へて極彩色の金屏風を渡るが如く、秋草模樣に露敷く袖は、丈高き紫苑の梢を乘りて、驚き飛ぶ蝶とともに漾へり。
— 泉鏡太郎 『婦人十一題』 青空文庫
ところでその金屏風の絵が、極彩色の狩野の何某在銘で、玄宗皇帝が同じ榻子に、楊貴妃ともたれ合って、笛を吹いている処だから余程可笑しい。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
続き、上下におよそ三四十枚、極彩色の絵看板、雲には銀砂子、襖に黄金箔、引手に朱の総を提げるまで手を籠めた……芝居がかりの五十三次。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
作例 · 標準
古代寺院の壁画は、今もなお極彩色で見る者を魅了する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女の描く絵は、いつも極彩色で生命力にあふれている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
祭りのパレードは、極彩色の衣装をまとった人々で賑わっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア曖昧さ回避
極彩色(ごくさいしき) 日本画や仏像仏具の彩色技法の一つ、極彩色法 極彩色 (NoGoDのアルバム) - NoGoDの2009年のアルバム。 極彩色 (れをるのアルバム) - れをるの2015年のアルバムおよび収録曲。
関連項目
出典: 極彩色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0