尻っぽ
しりっぽ
名詞
標準
tail end
文例 · 用例
かれは半七にその尻っぽを捉まえられて、とうとう恐れ入って白状した。
— 人形使い 『半七捕物帳』 青空文庫
まったく思えば日本の封建的尻っぽというものは、妖怪じみて巨大である。
— 宮本百合子 『自我の足かせ』 青空文庫
大根は皮つきのまま、必ず尻っぽの方からおろすとよいのです。
— 村井政善 『蕎麦の味と食い方問題』 青空文庫
時折り、竹鋏を持ち出した爺さんに塵芥箱の中をかきまわされて大根の尻っぽだの出し昆布の出殻をつまみあげられては、「勿体ないことをしくさる。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
朝晩芥箱をのぞくのはおきまりで、自分で考案した竹の鋏で何や彼やを拾ってきては、勿体ない、を言いつづけ、大根の尻っぽや人蓼の皮まで、味噌汁のだしにしたりして用立て、人からきた手紙の封筒やかん袋など裏がえして帖面にとじておく、というような気のつき様、噂をきくさえ嘆じいる他はありません。
— 矢田津世子 『旅役者の妻より』 青空文庫
おまけに化けそうな大猫で、ふとい尻っぽの長いのだから、なおいやだった。
— 長谷川時雨 『神田附木店』 青空文庫
千年も前からつづいている電話の線が尻っぽにくっついていて、そこから話が出て来る電話を聞いてるようなものだ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
三万人の尻っぽについて小説を書いたところで、いったい、それが何であろう、運がむかなければどうにも身動きがならぬ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
行列の尻っぽに並んだ。
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物語の尻っぽは少し駆け足だった。
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パーティーの尻っぽまで残っていたのは、彼だけだった。
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標準
tail
作例 · 標準
犬が嬉しそうに尻っぽを振っていた。
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猫が私の足に尻っぽを絡ませてきた。
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「わぁ、リスの尻っぽってふわふわだね!」
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