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海陸軍

かいりくぐん
名詞
1
標準
文例 · 用例
其奴引捕へて呉れようと、海陸軍を志願で、クライブ傳、三角術などを講じて居る連中が、鐵骨の扇、短刀などを持參で夜更まで詰懸る、近所の仕出屋から自辨で兵糧を取寄せる、百目蝋燭を買入れるといふ騷動。
泉鏡花 怪談女の輪 青空文庫
連年海陸軍の兵備を充実するために莫大な入り用をかけて来た旧幕府では、彼らが知行の半高を前年中借り上げるほどの苦境にあったからで。
第二部上 夜明け前 青空文庫
たとえば海陸軍においても、軍艦に乗りて海上に戦い、馬に跨て兵隊を指揮するは、真に軍人の事にして、身みずから軍法に明らかにして実地の経験ある者に非ざれば、この任に堪えず。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
されども海陸軍、必ずしも軍人のみをもって支配すべからず。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
その事務、千緒万端、いずれも皆、戦隊外の庶務にして、その大切なるは戦務の大切なるに異ならず、庶務と戦務と相互に助けて、はじめて海陸軍の全面を維持するは、あまねく人の知るところならん。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
学者が政権によりて学問を人に強いんとし、事務家が学問の味を知らずして漫にこれを支配せんとするは、軍人が海陸軍の庶務をかねて、庶務の吏人が戦陣の事を差図せんとするに異ならず。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
海陸軍の医士、法学士、または会計官が、戦士を指揮して操練せしめ、または戦場の時機進退を令するの難きは、人皆これを知りながら、政治の事務家が教育の法方を議し、その書籍を撰定し、または教場の時間、生徒の進退を指令するの難きを知らざる者あらんや。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
海陸軍中一、二の文人あるも、戦場の勝敗に関すべきに非ず。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫