幻辞.com

名詞
1
標準
文例 · 用例
泥棒 小僧次郎吉。
――学芸会のための一幕劇 ラムプの夜 青空文庫
下には、縮緬の引かえしを着、上には黒羽二重の両面芥子人形の加賀紋の羽織を打ちかけ、宗伝唇茶の畳帯をしめている。
菊池寛 藤十郎の恋 青空文庫
私は何うかして彼れの愁傷を取り消したいと願いながら、当惑した眼を彼れの枕元へと落した時、半ば広げられた色の風呂敷の中に、不図一枚の絵画と一本の日本風な横笛とを発見した。
松永延造 ラ氏の笛 青空文庫
だんだん目が馴れて来ると、がその間をちょろちょろするのがよく見えた。
大杉栄 自叙伝 青空文庫
仏文の Corneille 全集一冊(色の表紙)〔Molie`re〕 全集三冊(合本して)および原書仏語辞書を送ってくれ。
大杉栄 獄中消息 青空文庫
谷村さんは、下へ降りる時は、まるで、のようにチロチロと足音をしのばせましたが、別に誰も谷村さんが二階へ上つたのを見た人はありませんでしたし、降りたのも見た人はありませんようでした。
林芙美子 清修館挿話 青空文庫
これに勇気を猟り立てられ、窮の多治見の郎党ばらは、籠手脛当てそこそこにして、太刀を抜き長柄を揮い、槍をしごいて館を走り出で、ヒタヒタと門ぎわへ押し出した。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
小さい動物は白であった。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫