餓死者
がししゃ
名詞
標準
person who has died from starvation
文例 · 用例
以上の如き事情の下に、支那では大饑饉の時に、他國人の到底想像し得ざる程多數の餓死者を出す。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
」 だから上海には、平時でも十万から二十万に及ぶ苦力と乞食がうようよしていたし、冬期には月に二三千人の凍餓死者を出したことも珍らしくない。
— 豊島与志雄 『秦の出発』 青空文庫
五月六月遅配と欠配、食糧難深刻、餓死者続出、附近の家々も最後の最悪の事態に陥つ、泪なしには見られず聞かれず。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
この頃、世間では食糧不足のため、来春は一万人も餓死者が出るかも知れぬといって、真剣に騒いでいる。
— 佐藤垢石 『猿ヶ京』 青空文庫
その両国の屍体には、いかなる特志の人の仕業にや、一人一人に廻向の辞を書いた紙片を手向けあるのには、かの寛正二年の京都数万の餓死者について、城北の一僧が一つ一つ小卒塔婆を屍骸の上に置いたという『碧山日録』の記事も思い合されて、言い知れず床しく思われた。
— 喜田貞吉 『震災日誌』 青空文庫
また佐賀県へ参りました時には、その佐賀郡川上村に、享保十七八年の飢饉のために、川上一郷のみで餓死者二千六百四十余人を出したという、恐ろしい紀念の供養塔のあるのを聞きまして、はなはだしく驚かされたことでありました。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
室町時代寛正二年には、前年に諸国が大旱で、米が取れなかったがために、各地に多数の餓死者が出ましたが、その生き残ったものも、郷里にいては喰えぬので、盛んに京都に流れて参りました。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
これがために、ここでもはなはだ多くの餓死者ができました。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
作例 · 標準
干ばつが続くその地域では、毎日何十人もの餓死者が出ているという報告に言葉を失った。
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歴史の資料館で、かつての大飢饉で出た夥しい数の餓死者の記録を食い入るように読んだ。
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救助隊がようやく村に到着したときには、集落の半分以上が餓死者となっていた。
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