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御神輿

おみこし
名詞
1
標準
文例 · 用例
氏神の祭礼に、東京で各町内、侠勇の御神輿を担ぐとおなじように、金沢は、廂を越すほどの幌に、笛太鼓|三味線の囃子を入れて、獅子を大練りに練って出ます。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
」 私たちの誂へを一二度通すと、すぐ出前に――ポンと袢纏を肩に投げて、恰も、八幡祭の御神輿
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
(こゝのは擔ぐのではない、鳳凰の輝くばかり霄空から、舞降る處を、百人一齊に、飛び上つて受けるのだといふ)御神輿に駈け著ける勢ひで飛び出した。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
御神輿かつぎは、人の氣競がもの凄い。
泉鏡太郎 祭のこと 青空文庫
御神輿の柱の、飾の珊瑚が※と咲き、銀の鈴が鳴据つて、鳳凰の翼、鷄のとさかが、颯と汗ばむと、彼方此方に揉む状は團扇の風、手の波に、ゆら/\と乘つて搖れ、すらりと大地を斜に流るゝかとすれば、千本の腕の帆柱に、衝と軒の上へまつすぐに舞上る。
泉鏡太郎 祭のこと 青空文庫
もう此時は、人が御神輿を擔ぐのでない。
泉鏡太郎 祭のこと 青空文庫
龍頭また鷁首にして、碧丹、藍紅を彩れる樓船なす御神輿の方が、います靈とともに、人の波を思ふまゝ釣るのである。
泉鏡太郎 祭のこと 青空文庫
御神輿は行きたい方へ行き、めぐりたい方へめぐる。
泉鏡太郎 祭のこと 青空文庫